しまもん 

モンスター・ラボ島根開発拠点のブログ

Clean Agileに整体された話

くちたま ・2020-10-12

こんにちは。 島根ではなく、大阪オフィス勤務のくちたまと言います。 今回、ちょっとしたご縁があって、Clean Agile という本の読書感想文をしまもんに投稿します。

ご縁というのがいうのが、コレが弊社のSlackに流れてきまして。 情報元が、このしまもんでお馴染み(?)のはすみんさん。

CleanAgileの訳者、角谷さんが1冊余っているというので勢いに任せて手を挙げたところ運よく1番のりで送っていただけた次第です。

そういうわけので、角谷さんへのお礼とともに、このしまもんに1つ感想記事を書かせて頂きます。


ここから本題の本書について。

本書はClean Agile: Back to Basics の日本語訳です。

私が本書を手にした感想は、薄い の一言。 角谷さんが昔訳された アジャイルな見積もりと計画づくり はアジャイルの一部に焦点を当てた内容なのに、本書よりずっと厚くて重い。 届いた本を手にしたとき、この本にどれだけの学びがあるのか、少し不安になったのが偽らざる気持ちでした。

しかしながら、読み進めるにつれドンドンと背筋が伸びる思いが。 居住まいを正すとか、気持ちを鎮める禅的な意味合いではなく、整体師にバキバキとずれた姿勢を正される気持ち良さがありました。

私は、10年程まえから XPに取り組み、5年前からスクラム開発をしています。(ちょうどその5年前ぐらいに、角谷さんともご縁がありました) そういうわけで、アジャイル開発者としての経験はそれなりのものだと思いますが、長いから正しいわけではないのが、わが身の至らなさです。 長々と続けるうちに、自己流のクセがついたり、内外の様々な影響から腰の曲がったアジャイルをするようになっていたような気がします。

正直、この本を読んで新しいアジャイルに関する学びはほとんどありませんでした。アジャイルマニフェストが生まれた経緯のような歴史の豆知識はありましたが、実践における知見は、アジャイル(もしくはそれっぽい何か)に取り組んでいれば充分知っているはずです。 それでもこの本は読む価値があるように思います。 それは、アジャイル開発最古の実践者が経験を通して得た、外してはいけないポイントのみがこの本に詰まっているからです。

言い換えると、この本にあるポイントはアジャイルやってる以上、知識として押さえておくべきとも言えます。基本に立ち戻れの言葉通り、この本を読み、自プロジェクトの正中線を正すことができます。

そういう意味で、私の曲がった背骨はバキバキに伸びました。 そうして、まっすぐ立ってみると、読む前よりもちょっとだけ高くなった視点で自分の関わっているプロジェクトが見えるようになった気がします。

本を読み終わった今になって思えば、この本の薄さは計算されたもののようにも見えてきます。 1年後、私は何気なくこの本を読み直して、また背筋をバキバキッと伸ばすでしょう。

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