【観光】近畿中部の城巡り
歴史
冬の味覚将軍の進軍が止まらない松江からこんにちは。
先日、未攻略の現存天守を巡ってきたので、レポートします。
現存12天守は西日本に集中しています。特に中四国に密集しているので、松江を拠点に現存天守巡りをすることが容易なことは言うに及ばずですが、中部・近畿の現存天守を巡るのも実は便利だったりします。
中部・近畿の現存天守は松本城・丸岡城・犬山城・彦根城がありますが、このうち丸岡・犬山・彦根の3城は、名古屋空港から比較的容易に巡ることが可能です。
残念ながら計画した日程では犬山城は工事中だったため、今回は丸岡城と彦根城を巡ってきました。四国5城を巡った時と変わらず弾丸だったので犬山城を除外できたことは結果的に良かった気がします。行程は下記です。
やはり主要な移動手段は車になります。名古屋でレンタカーを借りた数分後には高速道路に入っていました。あとは連絡しながらずっと高速道路でストレスなく移動できます。松江から尾道に抜ける道路と違って有料ですけれど。
写真は豚ですが、メンチがオススメです。
サイズ的には四国の現存天守と同じくらいです。決して大きくないものの、珍しい特徴が2つあります。
階段は・・・無理しないでくださいw 私が知る限り最も急です。そして2層目の階段は壁に近接していて、転げ落ちたときに止めるため? 転げ落ちるのが前提? などと勘ぐってしまいます。
石瓦は雪に耐えるためとのことですが、なかなか味があって良いです。松江城も頻繁に雪を被りますが、雪の積もった丸岡城も見てみたいです。
(他のお城と同じように、四季折々の写真が飾られています。)
さすがの規模。石垣や門・櫓が多数残っています。とても見応えがあります。
個人的に印象的だったのは、ひこにゃんが出迎えてくれること! それと、木の継ぎが凄いっていうかテクニカルっていうか、素人目には強引にも見えるところです。木造櫓の楽しみの1つは木組みを見ることだと思うんですが、彦根城は寸足らずの木材の利用率が高いようで、あちこちに中継点が見られます。
ひと続きの柱の上下で太さや表面加工が違ったりするので、もしかしたら中古材も多用されているんでしょうか。通し柱を利用しない構造だそうなので、単に流派なのかも知れませんが。
ここで悲報。2019/10 の消費税増税に合わせて、駐車場が一気に1千円に値上がりしていました。うわーん。ちゃんと払いますから、しっかり維持してください。
あー、あとですね、見て回るのに少なからず身体能力が求められるかもしれません。全ての建造物で、靴を持って拝観する必要があります。丸岡城ほどではないにせよ現代のものに比べれば急な階段を昇降するときも、ずっと持って移動しなければなりません。両手を開放できる装備を用意されることを強くオススメします。
今回の丸岡城・彦根城拝観で、未訪問の現存天守は犬山城のみとなりました。
犬山城は名古屋空港から 20km 未満、30分前後で到達できます。スグソコサンクス。出雲空港−名古屋空港間は1日2便あるので松江から日帰りできますw 現地滞在6時間くらいなので、2時間かけて拝観しても余裕ですね。
まってて犬山城!